著者
藤沼 宏彰
出版者
日本体力医学会
雑誌
体力科學 (ISSN:0039906X)
巻号頁・発行日
vol.57, no.1, 2008-02-01
被引用文献数
1

糖尿病は生活習慣病であり,食習慣や運動習慣の偏りが発症の原因となる.すなわち,過食や運動不足による肥満,特に内臓肥満が発症・増悪の根底にあり,予防や治療のためにはその改善が求められる.このため,運動療法は食事療法とともに糖尿病治療の基本とされ,その効果も広く認識されつつある.しかし,生活習慣を変えるということは容易なことではない.歩くより車に乗るほうが楽であり,空調の効いた室内で大型TVを見るのは暑い屋外を動き回るより快適である.このような楽で快適な生活に慣れ親しんだ方たちに,運動を習慣化していただくには大きな動機付けが必要となる.そのためには先ず運動の効果を理解していただくことが重要となる.

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こんな論文どうですか? 糖尿病と運動 : 食後血糖に及ぼす様々な身体活動の影響(モーニングセッション5)(藤沼宏彰),2008 http://id.CiNii.jp/buXtL

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