著者
星野 兼次 長手 厚史 藤井 輝也
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SIP, 信号処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.439, pp.13-18, 2008-01-18

次世代移動体通信では,ワイヤレスブロードバンド環境の実現に向けて,セル全体のみならずセル端におけるスループット向上が大きな課題として挙げられている.特に,次世代通信方式の変調方式の有力候補であるOFDMにおいて,セル端におけるスループット向上を実現する手段として,複数基地局から異なるサブキャリアのOFDM信号を周波数多重で直交させて送受信するマルチリンク伝送が検討されている.マルチリンク伝送では,複数基地局分の帯域と送信電力を同時に利用できることから,セル端スループットを向上させることができる.しかし,マルチリンク伝送の課題として基地局毎の同期が取れていない場合,OFDM信号が直交しないため隣接チャネル干渉が生じる.そこで本稿では,各基地局からの受信信号間の相互干渉(隣接チャネル干渉)をキャンセルする干渉キャンセラについて検討する.

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こんな論文どうですか? マルチリンク伝送におけるタイミングオフセット干渉キャンセラに関する一検討(RCS:セル間干渉コーディネーション,キャンセラ,無題QoS,無線リソース制御,アドホックネットワーク,信(星野兼次ほか),2008 http://id.CiNii.jp/b3D3L

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