著者
栗田 太郎
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.49, no.5, pp.506-513, 2008-05-15
被引用文献数
3

筆者らは,携帯電話組込み用モバイルFeliCa IC チップファームウェアの開発に,形式仕様記述手法を適用し,手法導入の目的である,(1)厳密な仕様の記述,(2) 仕様の段階的な記述と検証を中心とした,開発スキーム,プロセス,フレームワークの検討と導入,(3)記述精度の向上とテストによる,開発の上流工程における品質の確保,(4) 仕様を活用した徹底的なテスト,(5)コミュニケーションの活性化,を達成し,開発の成果を上げると同時に,手法適用の効果を確認した.

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日本で形式検証が上手く適用された例としてはFeliCaがある。「携帯電話組込み用モバイル FeliCa IC チップ開発における形式仕様記述手法の適用」 http://t.co/NPpu8EAzz5
形式仕様記述による検証とテスト品質の向上に興味があるなら→ 携帯電話組込み用モバイルFeliCa ICチップ開発における形式仕様記述手法の適用 栗田 太郎 情報処理 49(5), 506-513, 2008-05-15 http://t.co/HSKlSoVP
お財布ケータイやパスモ、スイカでおなじみのferica ですが、その仕様検証に形式手法が使われていたのは有名な話し。 http://t.co/g8elrgah http://t.co/6G3nIIim

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