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OA
聴覚障害者における日本語母音のホルマント周波数の弁別閾値について : 第2ホルマント弁別閾値を中心に
著者
李 尚禧
吉野 公喜
蘆原 郁
出版者
日本特殊教育学会
雑誌
特殊教育学研究
(
ISSN:03873374
)
巻号頁・発行日
vol.36, no.3, pp.1-9, 1998-11-30
被引用文献数
1
聴覚障害者の語音識別能力における個人差の原因を解明することは、聴覚障害児・者の言語訓練・聴能訓練プログラムの開発において重要である。本研究では、聴覚障害者の母音ホルマント周波数の弁別能力と語音識別能力との関係を明らかにすることを目的とした。感音聴覚障害者12名を被験者として、自然音声の日本語母音の第2ホルマント周波数を人工的に変化させた加工音声を作製し、実際の音声知覚により近い状態におけるホルマント周波数の弁別閾値の測定を行った。その結果、ホルマント周波数の弁別能力と語音識別能力の間には高い相関関係が見られ、語音識別におけるホルマント周波数の弁別能力の重要性が示唆された。また、平均聴力レベルとホルマント周波数の弁別閾値の間には必ずしも一致が見られないことが示された。
言及状況
変動(ピーク前後)
変動(月別)
分布
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(1 users, 1 posts)
[science] 第二ホルマントが語音識別能力に重要。音声のパワースペクトル自体は必ずしも低い部分にあるわけではない模様…
収集済み URL リスト
https://ci.nii.ac.jp/naid/110006785267
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