著者
平井 力
出版者
公益社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会
雑誌
オペレーションズ・リサーチ : 経営の科学 (ISSN:00303674)
巻号頁・発行日
vol.53, no.8, pp.446-452, 2008-08-01
被引用文献数
2

列車ダイヤに乱れが生ずると,たいへん多くのお客さまに影響が生ずる.列車の運行を管理する指令室では,運休や,到着番線の変更など,列車ダイヤに対して一連の変更を加えることで,その影響を最小限にする努力がなされる.運転整理と呼ばれるこの業務を支援するため,各鉄道会社では専用のコンピュータシステムが導入されつつあるが,ダイヤ変更の内容を決定しているのは,実は,指令員と呼ばれる人間である.運転整理の根幹であるこの判断を,コンピュータが自動的に提案することはできるのであろうか.本稿では,この運転整理案の自動作成に関する研究動向と,筆者らの取組みを紹介する.

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こんな論文どうですか? 列車ダイヤ乱れ時の再スケジューリングアルゴリズム(<特集>鉄道のスケジューリング問題)(平井 力),2008 http://t.co/RzXxfHuJ
こんな論文どうですか? 列車ダイヤ乱れ時の再スケジューリングアルゴリズム(<特集>鉄道のスケジューリング問題),2008 http://ci.nii.ac.jp/naid/110006862676 列車ダイヤに乱れが生ずると,たいへん多くのお客さまに影響が生ずる.列車の運行を管理

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