著者
須藤 崇志 丸山 広 中村 太一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. KBSE, 知能ソフトウェア工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.65, pp.41-46, 2008-05-22
被引用文献数
2

校正と推敲を繰り返すことは,論理的で分かりやすい技術文章を作成するのに効果的である.我々は,修飾語の並べ方と読点の打ち方の両方に関する作文規則を活用し,係り受け関係の分かりにくい文を指摘する推敲支援手法を提案してきた.我々の提案手法を実装したシステムを用いて,本学の学部生の学生実験の課題レポートにて効果を検証してきた.本稿では,学生実験のレポートから抽出した文を分析し,文を分かりにくくする要因を特定し,推敲支援に取り組む優先順位を明らかにした.さらに,我々が優先度の高い推敲支援手法をシステム化する際に,留意すべき点を考察した.

言及状況

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これは面白い。「文を分かりにくくする要因の分析と改善支援手法の提案」 RT @yoshim32: http://ci.nii.ac.jp/naid/110006881099

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