著者
加島 幸 渡部 広一 河岡 司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLC, 言語理解とコミュニケーション (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.480, pp.69-74, 2008-01-31

記述された1枚の文書が与えられたとき,文の内容から,人間はそれが単なる情報文なのか試験問題のような問題文なのかを常識的に判断し,問題文であった場合には,文章の指示に従い問題を解き答えを出す.本稿では,人間と同じように,コンピュータに記述文章が問題文であることを判定させ,記述された指示に従い解答を出す文書問題解決システムを提案する.このシステムは,問題文の文法的な観点での意味理解部と,コンピュータのもつ算数知識や国語知識を概念連想や常識判断で整合させ,問題の解答を求める意味解釈部により構成している.

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概念連想と常識判断を用いた文書問題の解決手法(「主観表現処理の最前線」シンポジウム)(加島幸・渡部広一・河岡司)http://ci.nii.ac.jp/naid/110006935915

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