著者
船越 進太郎
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
蝶と蛾 (ISSN:00240974)
巻号頁・発行日
vol.59, no.4, pp.301-304, 2008-09-30
参考文献数
5

ライントランセクト法によりカノコガ Amata fortunei fortunei (Orza)の飛翔個体数を2年間にわたり調べた.成虫は曇天時に最も多く飛翔し続いて雨天時に多く飛翔していた.ただし強い雨の日は,ほとんど飛翔せず,よく飛んだのは小雨の時であった.晴れた日の飛翔個体数は,曇天時の半数ほどであった.1化の発生時期は,2年間で差がなかったが,2化の発生時期には差がみられた.発生総個体数は,2004年の1化では79個体,2化で209個体,2005年の1化では224個体,2化で176個体であった.気温と飛翔個体数の間には,24℃までは相関があり,22-24℃の間に,飛翔個体数のピークが見られた.湿度と飛翔個体数の間には,特に相関が認められなかった.以上のことから,東海地方でのカノコガ成虫の発生消長は,年2回,一ヶ月弱の期間であり,飛翔個体数には,大きな変動が見られるようである.また,晴天時より曇天・雨天時の活動が盛んであり,直射日光を好まず,強い光を避けて行動する蛾であると考えられた.

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こんな論文どうですか? カノコガの飛翔個体数(船越 進太郎),2008 http://t.co/IedKFCN9Y9 ライントランセクト法によりカノコガ Amata fortunei fortunei (Orza)の飛翔…
こんな論文どうですか? カノコガの飛翔個体数(船越 進太郎),2008 http://id.CiNii.jp/df8rL ライントランセクト法によりカノコガ Amata fo…
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こんな論文どうですか? カノコガの飛翔個体数,2008 http://ci.nii.ac.jp/naid/110007034439 ライントランセクト法によりカノコガ Amata fortunei
こんな論文どうですか? カノコガの飛翔個体数,2008 http://ci.nii.ac.jp/naid/110007034439 ライントランセクト法によりカノコガ Amata fortunei
こんな論文どうですか? カノコガの飛翔個体数,2008 http://ci.nii.ac.jp/naid/110007034439 ライントランセクト法によりカノコガ Amata fortunei fortunei (Orza)の飛翔個体数を2年間にわたり調べた.成虫は曇天時に最

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