著者
鍛冶 博之
出版者
同志社大学人文科学研究所
雑誌
社会科学 (ISSN:04196759)
巻号頁・発行日
no.83, pp.99-125, 2009

論文(Article)本稿の目的は、第1に、小売・流通業界の大手企業であった株式会社ダイエーがパチンコホール事業を展開するようになった歴史的経緯を解明すること、第2に、1980年代後半からパチンコ業界の健全化の一環として展開される、ホール業界での「経営改革」にもたらした影響を考察すること、以上二点である。なお本稿では、ダイエーが日本ドリーム観光への経営支援と買収を行った時期(1980年代)と、株式会社パンドラを子会社化し、ホール業界への本格的参入を果たした時期(1990年代前・中期)に着目する。The purpose of this paper is to clarify why Daiei developed the pachinko parlor business in 1980s-1990s, and what influence a management policy of Daiei had to the management reform in the pachinko parlor industry. This paper covers from 1980s (a period when Daiei supported the business of Nihon-Dream-Kanko Ltd.) to 1990s(a period when Daiei controlled Pandora Ltd. as a subsidiary company and started to manage some of pachinko parlors which Pandora had owned).

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こんな論文どうですか? ダイエーによるパチンコ業界への参入,2009 http://ci.nii.ac.jp/naid/110007055335 1980年代に「フィー

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