著者
壁谷 彰慶
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SITE, 技術と社会・倫理 : IEICE technical report (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.244, pp.21-26, 2008-10-10

Googleが提供した高機能な検索エンジンは、インターネットの利用法を根本から変えるほど多大なインパクトを世間に与えている。しかし、この企業の情報の扱い方に対して、たびたび良識を欠いているとの非難がされることがある。Googleが非常に優れた技術集団であることは疑い得ないが、倫理的な問題についての配慮が欠如しているのも事実である。そこで、じっさいにGoogleが行った「検閲」の事例を参考に、「検索エンジンにおける検閲」のあり方について、「検索」と「検閲」の関係とともに考察する。結語として、この企業が作業ポリシーを確立し、それを明示することの必要性を述べる。

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CiNii Articles -  Current Issues on Search Engine and the Ethical Matters : Focusing on Google's "Searching" and "Censorship" https://t.co/Q3bi26595f #CiNii
こんな論文どうですか? 検索エンジンの動向と倫理的問題 : Googleにおける「検索」と「検閲」を中心に(Web2.0とネットワーク法,一般),2008 http://ci.nii.ac.jp/naid/110007081368

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