著者
増倉 秀一 端浦 宏俊 長谷 隆
出版者
日本流体力学会
雑誌
ながれ : 日本流体力学会誌 (ISSN:02863154)
巻号頁・発行日
vol.28, no.1, pp.55-63, 2009-02-25

速度制限区間を設けた場合の交通流への影響を研究する.二車線交通モデルでは車線変更を考慮した拡張最適速度モデルを適用する.速度制限区間を設けることによって交通状態や交通特性は大きく変化する.速度制限区間を設けた一車線交通は自由流,飽和流,混雑流と三つの異なる交通状態を示す.二車線交通においては車線変更条件を考慮すると交通状態は六つの領域に分けられる.一車線ならびに二車線交通では渋滞が発生する密度で交通流量が飽和し,速度制限区間の手前に不連続面が発生する.この不連続面前後の車間距離間の関係を明らかにした.

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こんな論文どうですか? 速度制限区間によって発生する交通渋滞と特性(増倉秀一ほか),2009 http://id.CiNii.jp/d5MTL
こんな論文どうですか? 速度制限区間によって発生する交通渋滞と特性(増倉秀一ほか),2009 http://id.CiNii.jp/d5MTL

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