著者
倉田 美恵 奥山 清美 金田 すみれ 土屋 房江 筒井 由紀子 三谷 璋子 山本 百合子
出版者
福山市立大学
雑誌
福山市立女子短期大学研究教育公開センター年報 (ISSN:13485113)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.65-71, 2008

真鍋島に住む元気な高齢者(アクテイブシニア)の食生活,生活時間(起床・就寝,家事労働,食事時間),家事労働,衣生活,生き甲斐,今後の地域の希望と住まい方について聞き取り調査をした結果は次のとおりであった。1)調査対象者の年齢は72歳〜88歳で,平均年齢は78.4歳,男性3名,女性11名の合計14名であった。2)家族構成は一人暮らしが64.3%と最も多くその中で,女性の一人暮らしが多い。3)生活基盤は100%年金を頼りに生活をしていた。4)食生活に関しては,食事は3食(朝食,昼食,夕食)とも決まった時間に摂っており,食事内容も日頃,魚と手作り野菜を中心とした料理を作り食べていた。5)家事労働は食事の準備,後片付け,掃除・洗濯,食料品購入に至るまで「自分」が携わっていた。6)今後の地域の住まい方については,高齢者一人暮らしが多いうえ,無医村で病気になった時,災害(台風など)にあった時は不安であるが,島の人たちは親切,人情味があり気楽に生活できる環境である。

言及状況

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こんな論文どうですか? アクティブシニアのライフスタイルの現状-その5 : 岡山県笠岡諸島・真鍋島の聞き取り調査,2008 http://ci.nii.ac.jp/naid/110007144831

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