著者
織田 修平 青木 真理子 古家 賢一 片岡 章俊
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D, 情報・システム (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.90, no.10, pp.2765-2774, 2007-10-01

本論文では,聴覚障害者支援を目的として,日常生活における様々な報知音を2チャネルのマイクロホンで収録し,4方向の振動子により音源方向情報と振動パターンを伝達する方法を提案した.報知音の到来方向を識別する場合,従来は必要とする音源にマイクを装着したり,マイクロホンアレー方式など複数のマイクロホンが必要であったが,本提案ではゾーン分離収音技術(SAFIA)を用いて2チャネルのマイクロホンで目的の報知音を収録し,4方向の振動子により報知音の到来方向を伝達することが可能となる.これらの提案方法を実装し,聴覚障害者に使用してもらいその有効性を確認した.

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@Bearia  雑音環境下における報知音伝達システムとその有効性(福祉工学)http://t.co/Y0TaD7BLTW

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