著者
松本 信廣
出版者
慶應義塾大学
雑誌
史学 (ISSN:03869334)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.133-154, 1944-07

古代に於ける武器は考古學的に研究してゆくことの必要であるのみならず、また言語學的にも研究せられねばならぬ。則ち武器の構造なり系統なりはたゞに具象的方面より究められ得ると共に一面その名稱の語源的研究により示唆を與へられる所大なるものありと信ずる。此處に試みんとする研究は もとより我國古代攻戰具全般に汎つてをる譯でなく、其中のごく若干に就て管見を述べんとするに過ぎない。しかも此意見は従來の學界の通見に對し異をたてる點あるかも知れぬが、私見に對し大方の高教を切に期待するものであり、誤てる點、不備の點は之を改めるに吝なるものではない。

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