著者
脇島 修 鬼塚 史朗
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.42, no.4, pp.419-422, 1994
参考文献数
6
被引用文献数
1

ケルビンの水滴発電機を定量的に考察して演示効果を高める方法を検討した。試作した発電機では,最大電圧18kv(0.1μA),最大電流1.2mA(1.8V)を得て,赤色発光ダイオードをかなりの明るさで連続点灯させることができた。本発電機の原理は興味あるものであるし,その機構には物理教育上の重要事項が多数含まれている。本発電機は簡単に作れて操作も容易であるので,高校物理の電気分野の導入や発展,課題研究の教材として秀れている。

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ケルビン水滴発電機の教材化 https://t.co/FWNzh66iZH
理論上は無限大の電圧を作れるが、実際はリーク電流によって20kV程度に収束するそうだ。なるほど、問題は装置の絶縁か。|「ケルビン水滴発電機の教材化」(1994) http://t.co/O1VB8HOT
理論上は無限大の電圧を作れるが、実際はリーク電流によって20kV程度に収束するそうだ。なるほど、問題は装置の絶縁か。|「ケルビン水滴発電機の教材化」(1994) http://t.co/O1VB8HOT

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