著者
薗田 碩哉
出版者
実践女子大学
雑誌
実践女子短期大学紀要 (ISSN:13477196)
巻号頁・発行日
vol.31, pp.21-34, 2010-03-20

現在の日本社会の特徴はコミュニティの衰退にある。それは不揃いな街並みを見れば一目瞭然であり、近隣関係の貧弱さや地域の教育力、福祉力の低下となって現れている。それはまた、子どもたちの社会化を妨げ、独居老人の孤独死をもたらしている。これからの課題はコミュニティ意識を取り戻し、それを基盤に地域の商業や文化活動やレクリエーションの活性化を図ることである。そのために大学が果たす役割も決して無視できない。短大や地域での筆者の活動を踏まえながら、これからの社会でコミュニティの果たす役割を検討する。

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