著者
阿栄梛 林 良子
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.451, pp.19-24, 2010-02-25

本研究では,モンゴル語・中国語を母語とする日本語学習者を対象に,シャドーイングと音読・リピーティングの発音練習による効果を検証した.本研究では,(1)日本語のシャドーイング練習時の音声は,音読・リピーティング時の音声とどのような違いがあるか.(2)日本語のシャドーイング練習の効果は,学習者の母語によって異なるのか.(3)日本語のシャドーイング練習によってどのような音声的特徴に効果が現れやすいのかについてモンゴル語および中国語を母語とする日本語学習者を対象に検討した.その結果,a.シャドーイングおよび音読・リピーティング練習ともに,日本語学習者の発話速度を向上させること,b.モンゴル語話者も中国語話者も,シャドーイング練習中にはアクセント型の正確率が上昇するが,学習者の母語により異なった傾向が見られること,c.超分節レベルであるアクセント型やイントネーションに効果が現れやすいことが分かった.

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CiNii 論文 -  シャドーイング練習による日本語発音の変化 : モンゴル語・中國語母語話者を対象に(聴覚・音聲・言語とその障害,一般) - http://t.co/Zzm2F3WrLx
CiNii 論文 -  シャドーイング練習による日本語発音の変化 : モンゴル語・中國語母語話者を対象に(聴覚・音聲・言語とその障害,一般) - http://t.co/hOo5WDnK

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