- 著者
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吉田 好
新田 直子
馬場口 登
- 出版者
- 一般社団法人電子情報通信学会
- 雑誌
- 電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 (ISSN:09135685)
- 巻号頁・発行日
- vol.109, no.470, pp.347-352, 2010-03-08
映像編集は一般に,素材映像から選択された部分映像の並び替えにより実現される.本研究は,専門家により制作された編集映像を事例映像として用いることにより,一般ユーザによるホームビデオを素材映像とする映像編集の支援を目指す.提案手法では,まず,事例映像の各ショットを,特徴量の量子化に基づきシンボル化する.次に,素材映像をカメラワークの切り替わりでセグメントに分割し,各シンボルへの適合度及び,ホームビデオ特有の手振れなどに関連する知覚品質の2つの尺度に基づき,セグメントを評価する.事例映像から得られたシンボル列及び,シンボルへの適合度・知覚品質・時系列に応じて配置されたセグメントをインタフェース上に提示し,映像編集におけるセグメントの選択・配置を支援する.