著者
門田 誠一
出版者
佛教大学歴史学部
雑誌
歴史学部論集 (ISSN:21854203)
巻号頁・発行日
no.1, pp.15-32, 2011-03

朝鮮三国時代の新羅の金石文と日本古代の文献には牛を殺して盟誓や祭儀を行うといわゆる殺牛祭祀が記されている。とくに新羅の殺牛祭祀は近年になって発見された金石文にみえるので、日本古代の殺牛との比較研究は少なく、また、中国の供犠や祭祀に伴う殺牛との比較も十分とはいえなかった。本論では新羅と古代日本の殺牛祭祀を相互に比較するとともに、中国の文献や考古資料にみえる牛を用いた犠牲や祭祀をも参照しつつ、それらとの対比から東アジアにおける新羅と古代日本で行われた殺牛祭祀の各々の特質を示し、あわせて両者には系譜性があることを論じた。東アジア古代金石文殺牛祭祀

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参考 「東アジアにおける殺牛祭祀の系譜--新羅と日本古代の事例の位置づけ」 https://t.co/s4WcArofHS
門田誠一「東アジアにおける殺牛祭祀の系譜 −新羅と日本古代の事例の位置づけ−」(『佛教大学 歴史学部論集』1, 2011年3月, pp. 15-32) https://t.co/HwuNvbWB5u #CiNii

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