著者
師 茂樹
出版者
日本印度学仏教学会
雑誌
印度學佛教學研究 (ISSN:00194344)
巻号頁・発行日
vol.59, no.1, pp.58-65, 2010-12-20

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『徳一と最澄』の問題点⑩:ちなみに徳一もまた、唯識思想が真実であることを証明する経典として『法華経』を重視している(『論理と歴史』第4章5または https://t.co/0ZQOGvMaKM 参照)。最澄が「徳一は法華経を仮の教えと言ってるYO!」と言っているのは議論の単純化。
@tonchi_jin 中国・日本で繰り返された法相・天台の三乗一乗をめぐる論争史という考え方は、徳一・最澄論争などに引きずられた後付けの「創られた歴史」じゃないか、と以前論文で指摘したことがあります。 http://t.co/ti26LuB0ho
@suhamma 頑張ります。でも、http://t.co/U5hQln3u の頭の方にちろっと書いたんですが、徳一・最澄論争って、三一権実論争がその本質ではなくて、法相三論の論争の代理戦争というのが本当の所だろうと今では思っています。(続く)

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