著者
清原 聖子
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会誌 (ISSN:09135693)
巻号頁・発行日
vol.94, no.5, pp.354-358, 2011-05-01

2009年,政権交代によって原口総務大臣が就任すると「日本版FCC」の設立がアジェンダ化された.そこで,本稿の目的は,これからの日本の情報通信政策の展開においてアメリカの連邦通信委員会(FCC:Federal Communications Commission)のような独立規制機関が必要なのかどうか検討する際の材料を提示することにある.本稿ではFCCとはどのような組織なのかその特徴を説明し,独立規制機関の政治的中立性の問題について考察し,通信・放送の規制機関を様々なアクター(政治的主体)が監視することができる体制の確保が重要である点を指摘している.

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こんな論文どうですか? 1-1 "日本版FCC"構想に関する論考 : 独立行政委員会の政治的中立性の観点から(1.情報爆発時代における通信の果たす役割とその未来像,<特集>情報爆発時代(清原 聖子),2011 … https://t.co/LFn9ey82aW
こんな論文どうですか? 1-1 "日本版FCC"構想に関する論考 : 独立行政委員会の政治的中立性の観点から(1.情報爆発時代における通信の果たす役割とその未来像,<特集>情報爆発時代(清原 聖子),2011 … https://t.co/LFn9ey82aW

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