著者
内藤 理恵子
出版者
日本宗教学会
雑誌
宗教研究 (ISSN:03873293)
巻号頁・発行日
vol.85, no.1, pp.151-173, 2011-06-30

今日、日本の葬送文化はさまざまな変容を遂げている。本論では、特に今日のペット供養を取り上げ、伝統的に行われてきた畜生供養とどのように異なるのかを明らかにする。馬頭観音を本尊とした馬供養のように、ペット供養文化が開花する以前にも、日本では動物に対する供養は行われてきた。伝統的な六道輪廻観において動物は、地獄界・餓鬼界の次に低い畜生界に属していると考えられてきた。畜生供養は、中国撰述の『梵網経』を典拠としているが、それは牛馬猪羊など一切の動物の発菩提心を説いているため、本来は動物の成仏をめざすものである。それに対して、ペットが家族化した現在、多くの場合、飼い主は、個々のペットの他界観に関して小さな物語創作を行い、自らの死後、ペットとの再会を願っている。しかし、これはペットに限った現象ではなく、人間に対する他界観に関しても、死者を祀る側の願望にしたがって、小さな物語創作が行われてきているのが垣間見える。

言及状況

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@RVnsY2hvplaR7pg こちらでそれは書いてます https://t.co/AoZMrtJM7C
2011年に書いた論文です CiNii 論文 -  ペットの家族化と葬送文化の変容 https://t.co/AoZMrtJM7C #CiNii
@xxxmidehixxx ちなみにペット供養の論文はこちらでオープンアクセスで全文読めるナリよhttp://t.co/mph4cpeMdR
@cafe_petit たとえば、私の論文の中でオープンアクセスのものはこちらになりますhttp://t.co/mph4cpwVrZ
@philologia_ks もしよろしければ論文もどうぞ(≧∇≦)論文 -  ペットの家族化と葬送文化の変容 内藤 理恵子 http://t.co/mph4cpeMdR
CiNii 論文 -  ペットの家族化と葬送文化の変容 内藤 理恵子 NAITO Rieko 南山宗教文化研究所 http://t.co/mhWWW8Vw6w 友人家と供養の方法が違ってて、大事な家族やったのは同じでどっちが悪いとかないんやけど話しづらかったことを思い出した。
CiNii 論文 -  ペットの家族化と葬送文化の変容 http://t.co/MoztG1oZ0D #CiNii 内藤 理恵子 宗教研究 85(1), 151-173, 2011-06-30 日本宗教学会 オープンアクセスだ。無料で読める。わーい♪
私が書いたペット供養に関する論文です!全文PDFで読めます☆CiNii 論文 -  ペットの家族化と葬送文化の変容 http://t.co/haM42zaj #CiNii
今日のゼミでは内藤理恵子「ペットの家族化と葬送文化の変容」 http://t.co/GIz9LLTK という論文を読んだ。ペット供養の実質は仏教の「大きな物語」から外れて、飼い主が「小さな物語」を自由に創作しており、人間の葬送の変容、個人化と関連しているというもの。

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