著者
松井 彰彦
出版者
公益社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会
雑誌
オペレーションズ・リサーチ : 経営の科学 = [O]perations research as a management science [r]esearch (ISSN:00303674)
巻号頁・発行日
vol.56, no.10, pp.576-582, 2011-10-01
参考文献数
9

本稿では,筑波大学の金子守氏と筆者が創始した帰納論的ゲーム理論の枠組みを紹介し,その応用を考察する.まず第1節でゲーム理論のメタレベルでのアプローチ法について3類型を示したうえで,第2節では,具体的な社会問題に入る前に帰納論的ゲーム理論のエッセンスを「協調ゲーム」を用いてみる.第3節は障害者等の隔離と烙印の問題に帰納論的ゲーム理論を用いて切りこむ.第4節はいわれのないいじめの問題への応用を考える.第5節は帰納論の起源としてプラトンと仏陀に触れる.

言及状況

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あっ必ずしもそうでもないみたいだな.帰納的ゲーム理論の主体は,自分がゲームをプレイしているとは認識してなくて,単に(不確実性下の)単一主体の意思決定問題を解いていると認識していてもいいっぽい. https://t.co/KCYrAKp0mV
あっ必ずしもそうでもないみたいだな.帰納的ゲーム理論の主体は,自分がゲームをプレイしているとは認識してなくて,単に(不確実性下の)単一主体の意思決定問題を解いていると認識していてもいいっぽい. https://t.co/KCYrAKp0mV
http://t.co/DPAFtQaEcE金子守「認識論理とゲーム理論」 https://t.co/Kap5vvK7dg行動経済学で考える社会正義 https://t.co/daAmAIJ9Of松井彰彦「帰納論的ゲーム理論とその応用」http://t.co/1ZIElrlG3Z

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