- 著者
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植木 隆俊
- 出版者
- 崇城大学
- 雑誌
- 崇城大学研究報告 (ISSN:21857903)
- 巻号頁・発行日
- vol.35, no.1, pp.21-33, 2009-03-01
本論文ではHeinz Vater著,,Werden als Modalverb``(1975)(「話法の助動詞としてのwerden」)という論文の主張と、同じHeinz Vater氏の後年の論文の表題であり執筆意図を明確に表現している,,Hat das Deutsche Fururtempora?``(1997)(「ドイツ語に未来時制はあるのか」)という刺激的な問いかけを諸家の議論を参考に検討し、議論の標的となったwerden + Infinitivの構文について、ドイツ語の文法教育の目安として、現時点における理解の仕方をまとめてみた。