著者
廣津 信義 仲村 明 金子 今朝秋
出版者
公益社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会
雑誌
オペレーションズ・リサーチ : 経営の科学 (ISSN:00303674)
巻号頁・発行日
vol.57, no.1, pp.5-10, 2012-01-01
参考文献数
8

箱根駅伝予選会では,出場校は出走選手12名中上位10名の合計タイムを競い,上位9校(ないしは10校)が予選通過となる.本稿では,各選手のタイムが独立な正規分布に従うという前提の下で,各校のレースタイムの確率分布,予選通過タイムの確率分布ならびに各校の予選通過確率を求めるための計算方法を提案する.数値例として,第88回箱根駅伝予選会のデータを基に,選手のタイムの標準偏差を設定したときの,予選通過タイムや各校の予選通過確率の計算結果を示すとともに,選手個々が予選通過に与える影響についても言及する.

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こんな論文どうですか? 箱根駅伝予選会での予選通過に関する確率計算(<特集>スポーツの数理)(廣津 信義ほか),2012 https://t.co/AEbZ5n5DNM
こんな論文どうですか? 箱根駅伝予選会での予選通過に関する確率計算(<特集>スポーツの数理)(廣津 信義ほか),2012 http://t.co/AEbZ5n5DNM

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