著者
小池 はるか 吉田 俊和
出版者
高田短期大学
雑誌
高田短期大学紀要 (ISSN:09143769)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.1-9, 2012-03

目的は,共感性・社会考慮と公共の場における迷惑認知との関連を検討することである。その結果,社会考慮の高い者は,一部迷惑行為をより迷惑と認知していることが明らかになった。また,共感性の低い者は,行為を受けた場合には自己の視点から判断をするという結果が認められた。一方,共感性の高い者は自己の視点のみを取ることはしないものの,自分以外の被害者の視点を取得する場合と,行為者の視点を取得する場合があることが確認された。

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