著者
川口 俊明
出版者
一般社団法人日本教育学会
雑誌
教育學研究 (ISSN:03873161)
巻号頁・発行日
vol.78, no.4, pp.386-397, 2011-12-29

本稿の目的は、教育学における混合研究法の可能性について検討することである。混合研究法(Mixed Methods Research: MMR)とは、量的調査と質的調査を組みあわせる研究法のことである。日本でも混合研究法に注目する研究者は増えているが、どのように量的調査と質的調査を組みあわせるか、どのように混合研究法を使った研究を評価するか等の議論がほとんどない。本稿では、教育学における混合研究法の主要な論点・利点・今後の方向性を提示する。

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https://t.co/XWkuJU14qA 卒論書く前に読んどきゃ良かった笑
混合研究法の可能性を探るのが主旨の論文だけど、教育・格差・不平等をテーマに量的調査=内閣府調査データ:質的調査=インタビュー結果を使用した研究調査事例が幾つか挙げられています。☺︎|CiNii 論文-教育学における混合研究法の可能性 https://t.co/em7sMyTu8D
教育学における混合研究法の可能性(<特集>教育学における新たな研究方法論の構築と創造) https://t.co/ABSGvpIR5P

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