著者
今津 孝次郎
出版者
一般社団法人 日本教育学会
雑誌
教育学研究 (ISSN:03873161)
巻号頁・発行日
vol.78, no.4, pp.439-449, 2011

教育の臨床的研究にとって「インターベンション=介入参画」は重要な方法である。学校臨床社会学では、この方法を5段階に分けて捉える。《A問題把握と課題設定》《B事前診断と介入参加計画》《C問題解決に向けた「介入参画」》《D援助実践に基づく対象学校の組織文化の検討》《E事後評価》。これらの諸段階は実践的研究過程を対象化して検討するためのもので、教師と研究者との互恵関係を中心とした調査研究倫理を省察する際の規準となる。

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こんな論文どうですか? 学校臨床社会学の「介入参画」法(<特集>教育学における新たな研究方法論の構築と創造)(今津 孝次郎),2011 https://t.co/1usSzSetQk

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