著者
浅川 智恵子
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.62, no.5, pp.192-197, 2012
参考文献数
15

障害者にとって,情報技術は教育や就労をはじめ社会参加の機会を劇的に拡大させる重要な手段である。文字認識や音声合成といったインターフェース技術,パーソナル・コンピューター,Web,ソーシャル・ネットワークといった製品・サービスの登場により,障害者の情報アクセス環境は大きく変化してきた。本稿では,視覚障害をはじめ印刷された情報の利用が困難な障害を持つ人々を対象としたアクセシビリティ技術を中心に,それらの技術がユーザーの情報アクセス環境へもたらしてきたインパクトを振り返り,高齢者や非識字者などを対象とした新しいアクセシビリティ研究における将来の展望を述べる。

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[標準化][アクセシビリティ] 浅川智恵子「アクセシビリティ向上のための情報技術とユニバーサルデザイン」『情報の科学と技術』62(5) pp.192-197 (2012)<特集>情報サービスとユニバーサルデザイン/地球上に障害者10億人-、高齢者5億人-、非識字者7億人-

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