著者
星 岳彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会誌 (ISSN:09135693)
巻号頁・発行日
vol.95, no.9, pp.779-783, 2012-09-01

少子化,高齢化に伴って,我が国の農業,植物生産のあり方も大きく変化しようとしている.植物工場などの施設植物生産も例外ではなく,施設面積の減少,競争の激化,内需の縮小に対応し得る,新たな植物生産システムの構築が急務である.植物の成育には環境が大きな影響を及ぼす.生産現場における,この環境の低コストセンシングによる可視化,ディジタル化と,植物生体情報・労務情報・市場情報との連携は重要である.そこで,自律分散環境計測制御システムであるユビキタス環境制御システム(UECS)を中心とした,施設植物生産における今後のセンシング・コントロール・アプリケーション開発の方向性について解説した.

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