著者
西村 敏英 江草 愛
出版者
日本味と匂学会
雑誌
日本味と匂学会誌 (ISSN:13404806)
巻号頁・発行日
vol.19, no.2, pp.167-176, 2012
参考文献数
17
被引用文献数
2

「こく」は、昔からラーメン、カレー、シチュー、味噌などの食べ物に使われており、おいしい食べ物を表現する言葉としてよく使われている。最近では、キムチ、ヨーグルト、紅茶、ビール、調味料などの商品名にも「こく」という言葉が使われるようになってきた。しかし、「こく」に対する明確な定義はされていない。本稿では、「こく」の定義を提案すると同時に、「こく」付与物質の特性から、「こく」付与物質を分類することを試みた。また、最近、我々は、タマネギ由来の物質に「こく」を付与する効果を見出したので、この物質の特性並びにその「こく」付与効果を紹介する。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (2 users, 3 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? 2. 食べ物の「こく」付与因子の分類と新規物質(<総説特集II>食べ物のおいしさを引き出すうま味とコクを考える-2)(西村 敏英ほか),2012 http://t.co/ZrNLaolaCW
こんな論文どうですか? 2. 食べ物の「こく」付与因子の分類と新規物質(<総説特集II>食べ物のおいしさを引き出すうま味とコクを考える-2)(西村 敏英ほか),2012 http://t.co/DLUEAFjTQb

収集済み URL リスト