著者
石橋 拓也 山本 景子 倉本 到 辻野 嘉宏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MVE, マルチメディア・仮想環境基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.25, pp.59-64, 2012-05-07
参考文献数
4

混雑中の公共交通機関において,立ち続けることは疲労と退屈さを感じさせる.しかし,通勤・通学時には時間や路線の制約から常に座席に座ることは難しく,無理に座ろうとするとマナーの問題が発生する.筆者らは以前,積極的に立ち続ける動機を与える手法として,加速度センサを用いてユーザの立ち座りを判別し,立ち続けることに対する報酬として育成ゲーム上のキャラクタを成長させるエンタテインメントシステムを提案・実装した.本稿では,実際の通学環境におけるシステムの有効性評価実験を行った.その結果,座席がほぼ埋まっている程度の混雑時において,ユーザを積極的に立ち続けさせる効果があることがわかった.

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論文 -  公共交通機関における立ち状態を動機付けするエンタテインメントシステムの実装と評価(エンタテインメントのためのメディアとリアリティー) https://t.co/vWRAp9CzCB 満員電車とかで積極的に立ち続ける動機を与えるシステムとか、闇の雰囲気がする
こんな論文どうですか? 公共交通機関における立ち状態を動機付けするエンタテインメントシステムの実装と評価(エンタテインメントのためのメディアとリアリティー)(石橋 拓也ほか),2012 http://t.co/f54dCKSczn

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