著者
高屋敷 真人
出版者
関西外国語大学留学生別科
雑誌
関西外国語大学留学生別科日本語教育論集 (ISSN:24324574)
巻号頁・発行日
no.22, pp.119-133, 2012

関西外国語大学留学生別科の日本語クラスは、七つのレベルに分かれており、一学期15週間、週5コマ(一コマ50分)で行われる会話コースと週3コマの読み書きコースに分かれている。本稿は、筆者が2008年度より日本語会話レベル5(中級後期)の教科書開発プロジェクトを立ち上げ、教材作成と試用を行っている経緯について報告するものである。上記コースでは、学習者ができるだけ自ら教科書の各課で学ぶトピックを選ぶことを可能にし、教師側がそれに基づき「モジュール型教材」として教材を作成していくというアプローチを採用している。コースの立ち上げから3年半の実践を通して得られたこと、学生からのコース評価の結果などを分析し、学習者の自律的な学習を支援するためのコースデザインと「モジュール型教材」を作成する際の留意点やその可能性、また、今後の展望などについて報告する。

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