著者
吉原大夢 大久保誠也
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告ゲーム情報学(GI) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.4, pp.1-6, 2013-06-21

本研究の目的は,大貧民において,手札推定の成功率と得られる得点の間に,どのような関係があるかを明らかにすることである.そこで,2010 年度コンピュータ大貧民大会優勝プログラムである snowl を用いた計算機実験により,相手手札推定の有効性の検討を行った.まずはじめに,snowl ならびに大貧民サーバーの間でやり取りされる情報を変更することにより,相手手札推定の各成功率を模倣できる snowl を作成した.そして,相手手札推定の成功率を 0%,50%,100% とした各改造 snowl を通常 snowl 4 つと対戦させることにより,相手手札推定が得点にどの程度結び付くかを検討した.

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