著者
加藤 宏和 村田 佳洋
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SS, ソフトウェアサイエンス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.275, pp.1-6, 2012-10-25

近年,パーソナルナビゲーションシステムに関する研究が数多くなされており,観光スケジュール立案のためのナビゲーションシステムも研究されている.観光スケジュールは天候の影響を受ける.しかし,天候を完璧に予測することは不可能である.そのため,天候に応じたスケジュール群立案手法が必要となる.そこで我々は,この手法のための天候変化パターンを生成するアルゴリズムを提案した.このアルゴリズムは,時間帯に応じた降水確率を与えることで,その時間に起こりうる天候をシミュレートするものである.シミュレートして得られた天候変化パターンから確率通りの降水の割合が得られているかを調査するため,与えた降水確率と比較した.その結果,最大1.4%の誤差があるものの,ほぼ元の降水確率通りの割合が得られることがわかった.

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? 観光スケジューリングのための天候変化パターン生成アルゴリズム(プログラミングと数理モデル,ソフトウェアサイエンス、理論)(加藤 宏和ほか),2012 http://t.co/ZcyahqwC1o

収集済み URL リスト