著者
佐藤 朝美 椿本 弥生 朝倉 民枝
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.37, no.3, pp.229-239, 2013

子どものNarrative Skillの発達には,家族としてのNarrative(Family Narrative:FN)が重要な役割を果たすという.親自身が家族としての経験の意味づけを家族内コミュニケーションにおいて行っていくことが,子どものNarrative Skillにおけるストーリーの意味づけの行為に影響する.本研究では,Family Narrative Consortiumが作成した指標を手がかりに,Digital Storytellingを活用した家族内コミュニケーションの活動をデザインし,FN向上の支援を行った.実証実験の結果,活動により,FNの向上が観察された.一貫性とインタラクションが特に向上した家族には,相手の発言を受け止め,意見を出し合いながらテーマに対する家族の意味を構築している様子がみられた.また,この活動自体の家族にとっての意味を考え,ワークシートの記述を詳細に行っていた.

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こんな論文どうですか? Family Narrative支援活動 : 「未来の君に贈るビデオレター作成WS」のデザインと実践(<特集>情報化社会におけるインフォーマルラーニング)(佐藤 朝美ほか),2013 … https://t.co/ZP5OqYRcVN
こんな論文どうですか? Family Narrative支援活動 : 「未来の君に贈るビデオレター作成WS」のデザインと実践(<特集>情報化社会におけるインフォーマルラーニング)(佐藤 朝美ほか),2013 … https://t.co/ZP5OqZ8Okn
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