著者
佐久間 重
出版者
名古屋文理大学
雑誌
名古屋文理大学紀要 (ISSN:13461982)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.49-58, 2014-03-31

本論は,ラインホールド・ニーバーが彼の著作『人間の本性と運命』の中で歴史の終わりをどのように解釈しているかを詳述したものである.ニーバーの解釈を通じて,キリスト者にとっては歴史がどのように捉えられるのかを明らかにすることを狙いとしている.ニーバーは,歴史の終わりを終末と目標という視点で捉え,終末の時点で目標を達しているか,つまり,歴史が達成されていることとはどういう事かを論じる.ニーバーによると,人間は精神的に自由であり,理知的であるために,歴史を成就できると考えがちであるが,実際には成就できない.人間のそうした未完成の部分を神の力で完成させ,人間の罪を神の審判により浄化することにより歴史は成就されることになる.ニーバーの結論は,人間の運命についての知恵は,人間が自分の知識や力の限界を謙虚に認識できるかに依存しているということである

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キリスト教神学における歴史認識-ラインホールド・ニーバーによる歴史の終わりの捉え方- https://t.co/EGO2JxRsmQ
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