著者
西澤 由隆
出版者
同志社法學會
雑誌
同志社法学 (ISSN:03877612)
巻号頁・発行日
vol.63, no.1, pp.253-293, 2011-06

2009年総選挙における民主党の勝因を、WasedaCASI&PAPI2009世論調査データを用いて有権者の投票行動の視点から分析した。その結果、民主党に対する支持態度・政権担当能力評価が、投票行動を規定する重要な要因として特定された。一方、民主党による動員の効果から判断をするとき、その支持基盤の脆弱性も明らかとなった。また、政策評価要因が投票に影響を及ぼした形跡はうかがえず、業績評価にもとづく政権交代であったとは言えないことが判明した。

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