著者
筧 淳夫
出版者
国立保健医療科学院
雑誌
保健医療科学 (ISSN:13476459)
巻号頁・発行日
vol.58, no.3, pp.215-221, 2009-09

本研究は新型インフルエンザが海外で発生した際に,水際対策の一環として濃厚接触者を対象としてホテルでの停留を行うために求められる「常識的かつ必要な」基本的空調設備の条件と,停留施設として活用する際の運営上の課題をとりまとめることを目的として実施した.そして本研究の成果物として「停留施設の空調設備リスクチェックリスト」を作成したのでここに報告する.研究の過程においては成田国際空港,中部国際空港,関西国際空港の周辺のホテルで調査を実施してまずホテルの空調システムの現状を把握した.その後に施設内での感染リスクを軽減するための空調システムの評価方法と管理手法を検討してそのまとめとしてチェックリストを作成した.最後に作成したチェックリストを利用して再度ホテルにおける調査を行い,ホテルを停留施設に転用する際の評価手法としてのチェックリストの有効性を確認した.

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こんな論文どうですか? 宿泊施設を停留施設に転用するための評価方法に関する研究 (新型インフルエンザ流行対策--国立保健医療科学院の取り組みと今後の活動に向けて)(筧 淳夫),2009 https://t.co/o8U4J4LyNL 本研究は新型イ…
こんな論文どうですか? 宿泊施設を停留施設に転用するための評価方法に関する研究 (新型インフルエンザ流行対策--国立保健医療科学院の取り組みと今後の活動に向けて)(筧 淳夫),2009 https://t.co/o8U4J4tpzD 本研究は新型イ…
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