著者
時実 象一
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.64, no.10, pp.426-434, 2014-10-01

この記事は,ここ数年のオープンアクセスの動向について詳述するもので,前後編に分かれる。この前編では,はじめにオープンアクセスの定義と歴史について,特にゴールド・オープンアクセスとグリーン・オープンアクセスについて簡単に説明した。近年研究助成機関と各国政府のオープンアクセス志向が強まり,米国・英国など主要国で助成研究成果論文の無料公開が義務付けられている。なかでも,2013年2月の米国OSTPのメモ,2012年6月の英国のFinch Reportとその影響,ECの動向などについて解説した。さらに,米国では,この義務化に対応するための出版社の取り組みCHORUS,図書館の取り組みSHAREなどの動きがある。 CHORUSはCrossRefのFundRefに支えられている。こうした,義務化を支えるインフラストラクチャーについて述べた。

言及状況

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[CHORUS][SHARE][OA] CHORUS / SHAREについてもっとも詳しく紹介している日本語文献はこれかもなあ。OpenAIREに言及してないのは謎だけど。
[OA] 時実先生。なんかもう必読、とりあえずこれは読んどけって感じだった。
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時実先生。なんかもう必読、とりあえずこれは読んどけって感じだった。 / “CiNii 論文 -  オープンアクセスの動向(1)オープンアクセスの義務化とその影響” http://t.co/SCrXHui1JB #OA

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