著者
山内 利宏 池上 祐太
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. CSEC, [コンピュータセキュリティ] (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2015, no.21, pp.1-8, 2015-05-14

脆弱性を悪用した攻撃への対策として,解放後のメモリ領域を参照するダングリングポインタを悪用した Use-After-Free 脆弱性攻撃 (UAF 攻撃) の防止手法を文献 [1] で提案した.提案手法は,ライブラリを改変することで実現し,解放されたメモリ領域の再利用を一定期間禁止することにより,UAF 攻撃を防止する.本稿では,特に Windows での提案手法の実現方式について述べる.また,Windows において実際にサイバー攻撃に使用された UAF 攻撃で評価した結果,および Linux と Windows でオーバヘッドを評価した結果を報告する.

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