著者
柴田 澄雄
出版者
国際教養大学
雑誌
国際教養大学アジア地域研究連携機構研究紀要 (ISSN:21895554)
巻号頁・発行日
no.1, pp.27-35, 2015-06-30

2001年10月に運航が始まった秋田=ソウル間の定期便(大韓航空)は利用者数の低迷が続いている。当該便はビジネスニーズでの利用が少なく、路線維持が観光ニーズに依存している。秋田からの外国旅行者数が長期的な減少傾向にある中で韓国への旅行者数の増加に大きく期待することは困難であり、人口規模の大きなソウル特別市や仁川広域市から、いかにして秋田県への訪問者数を増やすかが路線維持の可否を左右することになる。本稿では、近年の訪日韓国人観光客数の推移と、その中で本県を訪問する韓国人観光客数の推移を検討した上で、本県への韓国人観光客の誘致にいかなる方策があるかを論じ、さらに、2015年1月から3月にかけて、国際教養大学および韓国の中央大学校との間で実施した課題解決型学修プログラムにおいて、学生たちが秋田とソウルの観光・物産販売等の促進について論じた内容を紹介する。

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こんな論文どうですか? 韓国人観光客の特性と秋田への誘客策(柴田 澄雄),2015 https://t.co/bO805IvunM 2001年10月に運航が始まった秋田=ソウル間の定期便(大韓航空)…
こんな論文どうですか? 韓国人観光客の特性と秋田への誘客策(柴田 澄雄),2015 https://t.co/bO805IvunM 2001年10月に運航が始まった秋田=ソウル間の定期便(大韓航空)…

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