- 著者
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大塚 良治
Ryoji Otsuka
湘北短期大学
Shohoku College
- 出版者
- 湘北短期大学・図書館委員会
- 雑誌
- 湘北紀要 (ISSN:03859096)
- 巻号頁・発行日
- no.36, pp.81-91, 2015
日本国有鉄道(国鉄)の分割民営化後、JR 会社間の経営格差は拡大し、地方交通線問題は深刻さを増すとともに、夜行列車の衰退を招いた。国鉄分割民営化後、JR グループは資本関係のない別個の法人となり、会社間をまたがる直通列車について、JR 会社間の運行調整を必要とするようになった。この調整のために、追加コストが発生することとなった。本論は、夜行列車の収支試算を行った上で、「ステークホルダーアプローチ」に基づいて夜行列車の活性化を図る方法を提示する。