著者
砂川 博
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.36, no.6, pp.1-10, 1987-06-10

『明徳記』の作者を時衆とする見解は角川源義氏によって唱えられ、最近では冨倉徳次郎氏がこれを支持している。一方、金井清光氏は山名氏が遊行派か四条派何れかの時衆に帰依していた事実を明らかにされている。本稿は金井氏の指摘を踏まえた上で。『明徳記』改稿本の山名満幸最期談の構想を分析、作者圈に四条派時衆の介在することを想定した。

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