著者
橋元 博樹
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.65, no.6, pp.244-250, 2015-06-01

学術コミュニケーション界,出版界ともにデジタル化が浸透していることは疑いようもない事実である。しかしこのふたつの領域で活動している学術出版社による電子書籍ビジネスは期待されているほど進んでいるわけではない。出口がみえないと言われる出版物販売額の低迷,すなわち「出版不況」のなかで,その一端を占める学術書市場はどのような状況にあるのか。本稿では学術出版社の活動に焦点をあて,大学教科書と大学図書館の印刷本市場を概観し,電子学術書の可能性を探る。

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@microcosmos001 はいそうなのです。いまのところ、大学図書館向けの電子書籍提供を優先している状況です。 橋元博樹(2015)「学術書市場の変化と電子書籍」 https://t.co/JaEvRaIJ4f
橋元博樹(2015)「学術書市場の変化と電子書籍」『情報の科学と技術』 https://t.co/JaEvRaIJ4f 橋元博樹(2012)「学術書のデジタル化を阻むものはなにか」『情報の科学と技術』 https://t.co/ciP5UwQajn

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