著者
宮城 浩明
出版者
国立保健医療科学院
雑誌
保健医療科学 (ISSN:13476459)
巻号頁・発行日
vol.64, pp.563-573, 2015-12

各種の機器から発せられる電磁界に一般公衆がばく露される機会が増加している.これに伴い,電磁界による潜在的な健康影響についての懸念,とりわけ,頭痛,けん怠感,目眩,睡眠障害といった各種の非特異的な身体症状が生じるという主張がある.これらの症状は「電磁過敏症」と呼ばれており,苦しんでいる人々のwell-beingを損なう場合がある.そうした人々の懸念は正当なものであるが,これまで実施されてきた研究では,これらの症状と電磁界ばく露との因果関係を示す証拠は認められていない.本稿では,この「電磁過敏症」に関する現時点での知見について概観する.

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「電磁過敏症」で見つかる国内の論文は2件(CiNii調べ) こちらの論文(https://t.co/b7GgvKpwJb)によると,電磁界ばく露との因果関係を支持する証拠はまだ未発見と. 私は神経症的な問題じゃないかと思います. https://t.co/Gjs6dVfnM0

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