- 著者
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横山 真男
室谷 浩平
矢川 元基
- 出版者
- 一般社団法人 日本機械学会
- 雑誌
- 計算力学講演会講演論文集
- 巻号頁・発行日
- vol.2015, pp._213-1_-_213-3_, 2015
本研究では,粒子法の大規模並列計算により,ミルクラウンと呼ばれる水滴が落下し液相に衝突したときに発生するスプラッシュ現象を再した.解析モデルに対して,十分小さな粒子を用いることができければ,クラウン側面の壁厚さ方向に十分な粒子数を配置することができず,クラウン側面の壁に穴が開くという非物理的な現象が発生する.本研究では,十分に小さな粒子を用いることで,粒子法によりミクルラウンを再現すること成功した.加えて,本研究では,クラウン状の構造が消滅した後に形成される「こけし」の生成も成功した.