著者
伊藤 賢一
出版者
群馬大学社会情報学部
雑誌
群馬大学社会情報学部研究論集 (ISSN:13468812)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.27-37, 2009

G.Ritzerは脱魔術化された世界に住む人々を再魔術化する消費の大聖堂が存在すると主張している。この議論は、なぜ人々がファストフード・レストランのような合理化されたサービスシステムに魅了されるのかを説明しようとするもので、一種の消費社会論とよべるものである。彼の議論はいくつかの重要な指摘にもかかわらず、誤った前提に基づいている。さらに、消費者の主体性の欠如を問題視するタイプの消費社会論が直面せざるを得ない問題にも直面している。本論文は、Ritzerの議論がどこで誤ったかを明らかにするとともに、消費社会論を論じる際の基準を設定するやり方について考察するものである。

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こんな論文どうですか? 消費社会論の存立構造--Ritzer再魔術化論をめぐる考察(伊藤 賢一),2009 https://t.co/TUOi3jrpAw G.Ritzerは脱魔術化された世界に住む人々を再魔術化する消費の大聖堂が存在すると主張して…

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