著者
戸田 和幸 野崎 浩成
出版者
愛知教育大学実践総合センター
雑誌
愛知教育大学教育実践総合センタ-紀要 (ISSN:13442597)
巻号頁・発行日
no.13, pp.45-49, 2010-02

ネット社会のトラブルは,『他者意識(倫理)』と『自己防衛(安全)』の欠如が引き金になっている場合がほとんどである。近年,学校は情報安全教育にチャット・メール・掲示板等の体験を取り入れ,効果をあげている。本研究では,『本名』と『匿名』の立場に潜む学習者の認知に働きかける違いと,『他者意識』と『自己防衛』の間に関係があるとした研究 123 )に沿って,チャットを体験した学級と体験しなかった学級との情報安全に関する対処能力の違いを探った。併せて,学校教育という特別な環境で行う,『本名』と『匿名』の二つの立場のチャット体験が学習者の認知に影響を与え,「情報化社会を生きる力」につながる可能性を示唆していることを確認した。

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こんな論文どうですか? 「他者意識・自己防衛」を意識した情報モラル教育に関する考察--情報化社会を生きる力との関連(戸田 和幸ほか),2010 https://t.co/5oE2MONL0w
こんな論文どうですか? 「他者意識・自己防衛」を意識した情報モラル教育に関する考察--情報化社会を生きる力との関連(戸田 和幸ほか),2010 https://t.co/swzUFvHHZ7

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