著者
田中 愛 西野 明 Tanaka Ai 西野 明 ニシノ アキラ Nishino Akira
出版者
千葉大学教育学部
雑誌
千葉大学教育学部研究紀要 (ISSN:13482084)
巻号頁・発行日
vol.55, pp.121-124, 2007-02

本研究の目的は,バレーボールの試合におけるサーブの重要性を明らかにすることである。バレーボールは1999年にルール変更が行われ,「ラリーポイント制」が採用された。このルール変更によって,これまでの「サイドアウト制」とは異なる試合の流れが生じていると考えられる。特にこの変化の影響を大きく受けていると考えられるのが,サーブである。そこで本研究では,実際にスコアリングを行い,1.「試合の流れ」としての連続失点の状況,2.サーブミスが試合の流れに及ぼす影響,3.「攻撃的サーブ」が試合の流れに及ぼす影響についてそれぞれ考察し,ラリーポイント制に適したゲーム分析を試みた。その結果,サーブミスが連続失点のきっかけとなりやすく,また「攻撃的サーブ」が必ずしもラリー取得にはつながらないことから,「ミスを避けるサーブ」が必要であることが示唆された。

言及状況

Twitter (1 users, 3 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? バレーボールの試合におけるサーブの重要性について(田中 愛ほか),2007 https://t.co/t7oU1nFexb
こんな論文どうですか? バレーボールの試合におけるサーブの重要性について(田中 愛ほか),2007 https://t.co/t7oU1nFexb
こんな論文どうですか? バレーボールの試合におけるサーブの重要性について(田中 愛ほか),2007 https://t.co/t7oU1nFexb

収集済み URL リスト